攻撃的になった岡崎慎司は誓う。日本代表で「俺はこうだ!」と示したい (4ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

 代表のワントップは身体が強くて、ポストプレーのできる選手に特化していて、2列目のために仕事をやらないといけない。そういうサッカーだと思います。ただ、その考えにとらわれ過ぎて(自分が)ダメになってきている部分もある。今までその考えに合わせようとしていたけど、そうではなくて、『俺はこうだ!』と。ダメでもいいからやっていく。

(プレミアリーグで)2点獲っているので、気持ち的にいい。周りも(岡崎が)点を獲っていると見てくれるし、対戦相手にもそういう風に思われるだろうし。自分の気持ちとして、自信を持って臨めます」

 プレシーズンマッチが行なわれた中国では高温の環境、キャンプ地のオーストリアでは高地への適応に苦しんだが、イギリスに戻ってきてからは「調子が上がっている」。実際、シーズン開幕後は動きのひとつひとつにキレがあり、運動量も豊富だ。得点感覚も鋭い今、最高のコンデイションにあると言っていい。

 もちろん、オーストラリア戦のFWに誰が起用されるかはわからない。ただ、ピッチに立てば、大きな力になることは間違いないだろう。

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