攻撃的になった岡崎慎司は誓う。日本代表で「俺はこうだ!」と示したい (3ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

 今シーズンからゴールに向かう意識を高めている岡崎だが、優勝候補の呼び声も高いマンチェスター・Uを相手に、この試合は守備にまわらざるを得なかった。守備で効いていたその日本代表FWは60分で交代。クレイグ・シェイクスピア監督は「中盤の守備を強化したかった」と采配について説明したが、代わりに入ったのは運動量の少ないMFアンディ・キングで、レスターはその後に2ゴールを被弾して敗れた。岡崎としても、チームとしても、強豪相手に難しさを感じた一戦となった。

 今節を終えて、プレミアリーグは国際マッチウィークのため一旦中断。8月31日に行なわれるオーストラリア代表とのワールドカップ・アジア最終予選に向けて、岡崎も機上の人となった。プレミアリーグでゴールに向かう意識を強め、2得点につなげているが、その心持ちと積極的な姿勢を日本代表にも持ち込みたいという。

「レスターでプレーの意識を『もうちょっと前へ、攻撃的に』と変えてから2ゴールを挙げた。そういう意味では、代表でも(その意識が)活かされると思う。今までは『代表に合わせて』と形を変えていましたけど、僕がやれることは自分の特徴を出すこと。ゴール前にもっと入っていけるように、代表でも意識してやっていきたい。

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