ケルン大迫勇也が語るケガの状態。W杯予選に「モチベーションはある」 (3ページ目)

  • 山口裕平●文 text by Yamaguchi Yuhei photo by AFLO

 しかし、大迫には代表に参加したい気持ちがある。

「ほんとにコンディション次第ですけど、全力でいけるのであれば、やる価値はすごくあると思う。モチベーションはすごくありますけどね」

 日本代表のスタッフとは常にコンタクトを取っており、CTなどで患部を撮影すれば毎回送っていた。代表スタッフとは別に、ドイツ在住の日本人に治療を行なってもらったこともあって、ケガは想定したよりも早く治り、代表スタッフには驚かれたという。

 シュテーガー監督はまだ大迫がプレーしているところを見ていないためわからないが、大迫自身にはすでにプレーできる感覚がある。無理は禁物だが、試合で起用してもらうためには、自らが万全な状態であることを示さなければならない。

 すべてはこの数日の間に決まる。果たして、大迫は代表戦に間に合わせることができるのだろうか。


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