2017.05.30

初ゴールの柴崎岳はスペイン語でコメント。
チームの信頼を得て昇格へ

  • 山本孔一●文 text by Yamamoto Koichi photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 アルコルコン戦で5試合連続先発出場。プレー時間が伸びていることは監督ホセ・ルイス・マルティーの信頼を勝ち得ている証(あかし)である。チームメートからボールも集まるようになり、ゴールの起点となるプレーはもちろん、この日の得点も生まれた。

 テネリフェは現在4位。自動昇格(1、2位)の芽こそ潰(つい)えたが、次節、鈴木大輔の所属するナスティック・タラゴナに勝利すれば、昇格プレーオフ出場権を手にする6位以内をテネリフェは確保することができる。

 もちろんこれでテネリフェと柴崎の挑戦が終わるわけではない。3位と6位、4位と5位が対戦し、その勝者同士が最後に残るプリメーラ昇格の1枠を争うプレーオフ。2週間でホーム&アウェー合わせて4試合を戦う短期決戦は、順位や実力以上に、その時の勢いがものをいう。

 リーグ戦の残り試合は、プレーオフ出場権を確保することだけでなく、チームに勢いをつけるためにもいいイメージと結果を残すことが必要になってくる。しかも次節はホーム、エスタディオ・エリオドロ・ロドリゲス・ロペスでの最終戦であり、テネリフェの人々に歓喜を与えるためにも是が非でも勝利がほしいところだ。