岡崎慎司、50得点は通過点。2022年カタールW杯出場も視野に (4ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by Getty Images

 それは、こんな言葉からもうかがえる。囲み取材の最後に、筆者はこんな質問をぶつけてみた。「日本代表で50ゴールを達成した。レスターに戻ってきて少し時間が経ち、改めて達成感など思うところはあったか?」と。

 すると、岡崎は「全然ないです」と即答した。日本代表FWは続ける。

「『やっと50点か』という気がするし、むしろ108試合も出ているほうにビックリしていたりする。ただ、やっぱり代表にもっといたいし、もっとレベルを上げて代表に残り続けたい。だからといって、代表に入りたいために、守りに入るということもない。チャレンジし続けていれば、代表に呼ばれるし、入れると信じているので。だから、やることは変わらないですね。W杯に関しても次(2018年のロシア大会)が最後と思われているかもしれないですけど、その次(2022年のカタール大会)もまだまだあると思っているので」

 現在30歳の岡崎は、4月16日の誕生日で31歳になる。来年のロシアW杯開催時には32歳。その4年後、つまり36歳で迎える2022年のカタールW杯も視野に入っているという。常に前方だけを見据えている岡崎らしい考え方だ。

4 / 5

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る