ゴール量産のネイマールと
暴言騒動のメッシ。W杯南米予選の明暗

  • 三村高之●文・写真 text&photo by Mimura Takayuki

 前回予選は開催国のブラジルが参加しておらず、9カ国の争いだった。そこでその前の南アフリカW杯予選を例にとると、最後の出場権獲得(4位)チームの勝ち点は28だった。ブラジルW杯準優勝のアルゼンチンは、かなり厳しい立場に追い込まれている。

 一方のブラジルは、第14節もネイマールのゴールなどでパラグアイを3-0で撃破した。25歳のネイマールはこれで代表52得点。メッシは同じ年齢のときに27得点なので、ほぼ倍のゴールを量産している。同節、チリはベネズエラを一蹴し、コロンビアはハメス・ロドリゲスの1ゴール1アシストでエクアドルに勝利。ペルーはウルグアイを下して望みをつないだ。

 この結果、南米予選は2位コロンビア(勝ち点24)、3位ウルグアイ(同23)、4位チリ(同23 得失点差)、5位アルゼンチン(同22)、6位ペルー(同18)、7位パラグアイ(同18 得失点差)による混戦模様が続くことになった。


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