川島永嗣「試合には出たい。ただ日本代表に関われるのは光栄なこと」 (4ページ目)

　一方で、日本の GKへの低評価を何とかして覆さなければならないと思っている。

「ヴァヒドだけじゃないですけど、外国人の監督が来て『日本人のキーパーはレベルが低い』とか言われると、いつまでもそういうことを言われてはいけないと思う。今の日本には若くていいGKがいます。今まで自分は出て当たり前だなというのがあったし、今でもそう思っていますけど、競争という意味では他の選手もいいプレーをしている。20歳そこそこでも驚かせてくれる選手はいるし、おもしろいと思います」

　川島の「まだまだ勝負に出る」といういわばガチの姿勢は、いわゆるベテランらしさとは違うかもしれない。だが今の日本代表に与える影響は小さくないだろう。代表が窮地を乗り越える力になると期待したい。

■海外サッカー 記事一覧＞＞