2017.03.07

崖っぷちのバルサとアーセナル。
CLで4点差を逆転できる可能性は?

  • 井川洋一●文 text by Igawa Yoichi
  • photo by Getty Images

 過去すべての欧州カップ戦まで対象を広げると、レイショエス(ポルトガル)、パルチザン(当時ユーゴスラビア)、レアル・マドリードが4点差をひっくり返しているが、アウェーゴールを奪えていないチームの前例はない。

 ただし現状を見れば、アーセナルよりバルサのほうがまだ可能性を感じられる。パリで欧州カップ戦におけるクラブ史上最大の敗北を喫した後、リーグ戦で4連勝を飾っており、その中にはCLに勝ち残っているアトレティコ・マドリードとの第24節も含まれる。

 直近の4日のセルタ戦では5-0の大勝を収め、2得点を奪ったリオネル・メッシはリーグ戦6試合連続得点を継続中。パリとの第1戦で3トップのうち唯一気を吐いたネイマールも好調を維持しているし、アキレス腱の問題でその試合を欠場したハビエル・マスチェラーノも復帰した。最後はやはりMSNの活躍次第となるだろうが、選手たちが指揮官の最後のシーズンに花を持たせようと団結できれば、前例のない大逆転劇のかすかな可能性は増す。