柴崎岳のデビューは18日か。
テネリフェ監督は「中央」で起用を示唆

  • 山本孔一●文 text by Yamamoto Koichi photo by MarcaMedia/AFLO

 入団会見、初練習を終えた今、期待されるのは試合出場だ。だが、今週末のエルチェ戦は書類の関係上、欠場が濃厚。次節、バジャドリード戦に関しても、監督はコンディション的にまだ時間が必要だと考えており、18日のアルメリア戦に柴崎デビューの日として赤丸をつけている。

「なるべく早くと言いたいけど、焦っても仕方がないし、どれだけ自分のペースでやれるかが、一番早いコンディションの持っていき方だと思う。あとは監督が見て、判断してくれる」(柴崎)

 もちろんコンディションが上がれば、かつて城彰二がプレーしていた日本人にも縁のあるバジャドリード戦でのデビューも十分にあり得るだろう。だが、周囲を使うタイプの選手であることを考えると、チームメートの特徴を把握することも必要だ。

 柴崎が言うように、焦る必要は全くない。憧れの地、スペインでプレーする日はもう目前まで来ている。

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