ケルン大迫勇也インタビュー「守備に頑張っていたら、攻撃できないな」 (5ページ目)

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko 千葉格●写真 photo by Chiba Itaru

――だいぶボールは集まるようになっているのでは?

「でもゴール前になると、ボールがモデストにいく傾向がある。ゴール前じゃないところではボールが俺に集まって、すごくみんなボールを出してくれているので、スムーズにプレーできているんですけどね。だから点を獲って、パスを出せばあいつは点を、と思わせられるようにしたいですね」

――ドイツは周りの反応がわかりやすいですね。

「わかりやすいっす。本当にわかりやすい世界ですね。だからこそ、ゴール前でもっとボールをもらう回数を増やさないと。それが点を獲る確率を上げることだと思うから」

――得点へのこだわりを捨てずにきましたね。

「やっぱり点を獲る喜びを感じながらサッカーしてきたから、そこは変えられないかな」

――サッカーを楽しめるようになった感じですか?

「そうですね。楽しめるというか戦えるというか。充実感はやっぱり試合に出てるほうがあるかなと思います。でも、出てないときも、つらかったけど充実していた。それは違う充実感なのかな」

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