レスターがマンCを粉砕。
岡崎慎司は名将ペップの戦術をこう見ていた

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by Getty Images

 最終ラインから丁寧にパスを回すマンチェスター・Cを、レスターは前線から執拗に追いかけた。そして、後方部のスペースを突いてゴールを奪取。レスターの完勝と言える内容だった。

 しかしながら、78分から出番が回ってきた岡崎に大きな見せ場はなく、不完全燃焼でこの一戦を終えた。投入の時点で、すでにレスターは3点のリード。「ゴールを狙いにいくタイミングがなかった」という状況だったが、「何もない状況でも、自分がゴールを狙っていく。その気持ちだけはずっと持ち続けたい。『監督が誰を選ぶか?』と言えば、最終的には結果。特にラニエリさんは、そういう監督だと思う」と、結果にこだわっていくと話した。

 次節は12月13日に行なわれるAFCボーンマス戦。ここからプレミアリーグは年末年始の過密日程に突入するだけに、岡崎にも先発のチャンスが回ってくる公算は大きい。ここでしっかりと結果を残せるかどうかで、今後の起用法が決まってきそうだ。

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