ラニエリも「岡崎の必要性」に気がついた。連続スタメンでシンジ絶賛 (5ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

「監督に信頼されているのは、自分のハードワーク。(今のFW陣で)ボランチを助ける役割は、自分にしかできないかなと。そこから攻撃に行くことも、(他のFWなら)できないと思うんです」と、岡崎は胸を張る。たしかに、こうしたプレーこそが、今のレスターには必要だった。

 もちろん、チームへの貢献を自負しながら、危機感も忘れていない。

「1試合、1試合が勝負と思っている。この試合がダメだったらまた代えられるっていう気持ちでいます。けっこう緊張感のある試合をいつもしなきゃいけないし、それが充実感につながっている。練習もそうだし、練習から試合まで、ずっと緊張感があるんで。ホントに、『勝負してんな』って感じです。やり続けないと先発を持続できない。ゴールも獲らないと」

 次戦は、11月2日に行なわれるFCコペンハーゲンとのチャンピオンズリーグ第4節。トッテナム戦の起用効果は高かっただけに、岡崎も「監督はローテーションを意識しているから、どうなるかはわからない。だけどこの調子でいったら、チャンスはあると思う」と前向きだ。はたして、先発の声はかかるか――。

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