シャルケ内田篤人が語るケガの回復。「試合に出してくれと言っている」 (2ページ目)

  • 鈴木智貴●文 text by Suzuki Toshiki
  • photo by AFLO

 先述の検査後、クラブは「9月6日のものよりも明らかな改善が見られた」と発表しており、トレーニングの負荷も上昇。11月初めに再度チェックする予定ではあるものの、スポーツディレクターを務めるクリスティアン・ハイデル氏も、「いい方向に進んでいる。これが続けば、4~6週間後にはチームの全体トレーニングに復帰できるだろう」と語っていた。

 その回復ぶりはハイデルSDら周囲の予想を上回るほどであり、内田いわく、今月下旬の時点で、すでに「チームに合流はしてるし、できる」状態である。

「もうだいぶやれるかな。『チームと全部やらせてくれ』って言ってるし、できるんですけど、やっぱヨーロッパリーグが入ってくると、チーム練習が軽くなっちゃう。その軽い練習を俺が一緒に参加しても......って感じで、完全に(チーム練習に)入れるけど、チームの練習が軽いから入れない。みんなと一緒にサッカーテニスやってもしょうがないしね(苦笑)。

 ただ、サッカーには事故的なことがあるからね。自分のタイミングじゃないタイミングで動いたりとか、滑ったり、相手が乗っかってきたりとかもあるんで、そうなったらぶっちゃけ、手術したしないは関係なくケガしちゃう。動きは戻ってきてるから、あとはそういう事故とか、思った以上の負荷に耐えられるかどうかだね」

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