10戦連続スタメンの酒井宏樹が語る「マルセイユで感じていること」 (4ページ目)

  • 寺野典子●文 text by Terano Noriko photo by Getty Images

「アフリカ系の選手は特にそうですけど、やっぱりみんな本当にハングリーなんです。練習中からハングリーで貪欲だし、試合ではさらにハングリーさが強くなる。シュートを打つときの『絶対に決めてやる』という気迫もすごい。ああいうふうにサッカーをやっていかなくちゃいけないなと思います」

 そんな酒井が強い口調で想いを込めた。

「W杯予選で求められるのは勝ちだけ。本当に勝ち点3だけです。どんな内容の試合をしてもW杯には出なくちゃいけないから」

 誰かに連れて行ってもらうのではなく、自身でその切符を勝ち取る。マルセイユでの充実した日々が、W杯へ向けた戦いを続ける日本代表にどんな影響をもたらすのか、楽しみだ。

■海外サッカー 記事一覧>>

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る