2016.10.16

ブンデスリーガ日本人対決。疲労困憊の
原口元気と香川真司が得たそれぞれの手応え

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by Getty Images

「逆サイドは空いているし、このチームは常にその狙いを持っているので。そういうトライをする必要があるし、特に自分はそういうところでリスクを負ったり、もっとトライしていかなきゃいけないと思っている。そういうメンタリティを忘れずに、次も頑張りたいと思います」

 今の香川には、まずは周りを使うことが必要とされている。

「才能のある選手が多いし、特に若くてスピードがあって、技術の高い選手が多い。そういう選手をうまく使いながら、彼らを活かせれば、チームはよくなると思う。まだ若い選手なので、経験という点で、ある意味で僕たちがしっかりサポートしていく必要があります」

 まだその口調は硬かったが、追い風めいたものは感じている。

「僕らは火曜日にチャンピオンズリーグもありますし、この流れでいったら、次、(先発出場の)チャンスがあるんじゃないかなと思っています」

 日程は過酷だが、そのおかげでチャンスが巡ってくる。今度こそはそれを手放さないようにしなくてはならない。

 ふたりの日本人選手は疲労困憊しているように見えた。だが、これは欧州組の日本代表選手が逃れることのできない宿命でもある。厳しさを乗り越えて戦っていかなくてはならない。


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