酒井宏樹が語る日本代表への思い。「欧州のメンタルを持ち帰りたい」 (2ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi赤木真二●撮影 photo by Akagi Shinji

――OMを選ぶにあたって、やっぱり日本代表の存在は移籍するうえでのモチベーションになりましたか?

「そうですね。やっぱり日本代表に帰ると、いつもみんなの高いモチベーションに刺激を受けますし、もっともっと自分自身も成長しなければいけないと感じています。ただ、クラブでやっていることが、そのままうまく代表に還元できるかという話になると、そんなに簡単なものじゃない。あくまでも代表チームは代表チームで、クラブはクラブ。それぞれに参加しているときに頭を切り替えないと、うまくはいきません。

 だから、メンタルの部分というか、取り組む姿勢みたいなものはしっかり代表に持って帰りたいと思います。でも、タクティクス(戦術)の部分などに関しては、それぞれの監督が求めるサッカーをしっかりやっていくことが大切だと思っています」

――前回のブラジルW杯アジア予選と今回のアジア予選では、チームにおける立場も違うと思いますが、その辺の変化は感じていますか?

「その話は、(酒井)高徳ともよく話すんですよ。僕たちは、前回はアジア予選の後半戦からチームに加わって、そのあとに予選を突破して本大会出場が決まった。その流れの中でW杯に行けたと思うんです。

 でも今回は、予選の最初から代表でプレーしているわけで、やはり"戦っている感"は前回と比べてまったく違います。プレッシャーの感じ方も全然違いますし、今は(内田)篤人君という大きな存在がいないから、僕たちがやるしかない。僕たちがもっと上に行かないといけないと思っているし、そういうプレッシャーみたいなものも感じています」

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