2016.07.13

スペインで絶賛の鈴木大輔。「ロシアW杯でプレーするイメージはある」

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • 中島大介●写真 photo by Nakashima Daisuke

 自分の中では、やりきったという感慨があります。だから、(1部に昇格できなかった)これも試練なのかな、と思っています。自分はまだ、イン ディーズでいいんですよ。”知る人ぞ知る”だけど、なんかあいついいじゃん、みたいな。これからなので、見ててください。ロシアワールドカップで日本代表 の主力選手としてプレーしているイメージはあるので」

 鈴木はそう言って、白い歯をこぼした。

 来シーズンの所属先について は、ナスティックと契約を自動更新した(2年間延長)。それはすでに報道されているとおりだが、プレシーズンが始まる7月下旬まで、1部リーグのクラブと の交渉は門戸を閉ざしていない。ナスティックはモレーノ監督が同じく2年間契約を更新。引退する選手や契約を更新する選手がいる一方、チーム得点王の21 歳のFWナランホは、1部セルタと5年契約を結んでいる。鈴木も他チームからの提示とにらめっこになる。

「スペインでプレーできて、本当に よかったと思っています。自分に声をかけてくれたラージョ・バジェカーノには感謝していますよ。結局、その話は進まずに終わっちゃいましたけど、自分に きっかけを与えてくれたわけで。ラージョの関係者が興味を示してくれなかったら、海を渡ってプレーする、なんて行動に出られなかったでしょう」

 日本人DFは、極限に身を置くことがとことん愉快であるらしい。

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