EURO珍事。敗者を気づかうアイスランドサポーターがいい人すぎる (5ページ目)
ブンデスリーガと違っていたのはファンの年齢層。これは各国のファンにも言える傾向だが、チケットの料金が高く、フランスまでの旅費を含めるとそれなりの出費になるため、10代や20代の若者ファンは比較的少なく、30代以上がメインだった。
イングランド人の数も多かった。ラウンド16の会場となったニースはリゾート地ということもあって、チケットを持たないファンも多く駆けつけ、ファンゾーン内でも多くのイングランド人が試合を見守った。
そしてアイスランドの前にまさかの敗退を喫すると、みんな茫然自失。敗戦のショックを受け入れられないのか、スタジアムから海岸沿いのバス停までシャトル バスで戻ってくると、ガックリ腰を落とし、コートダジュールにはうなだれたイングランド人ファンが並ぶ白い線ができていた。
今大会で最大 のサプライズを起こしたアイスランドのファンも印象的だった。初出場ながらベスト8進出を果たしたアイスランドは、人口約30万人のうち1割に当たる3万 人のファンがフランスを訪れたとされている。ラウンド16の会場となったニースにも多くのアイスランド人ファンが駆けつけた。
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