2016.06.18

ヒゲのメッシは代表での初栄冠なるか? コパ・アメリカ決勝Tスタート

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki photo by Getty Images

 レアル・マドリードを率いた名将、カルロ・アンチェロッティは「メッシ封じ」について語っている。

「ラインの中にメッシを押し込み、ボールとのコンタクトを少なくする。そして中盤に人を多く配置し、できるだけメッシへのボール供給を抑える。それでもメッシは中央に入ってくるが、サイドに釘付けにする。ただ、メッシだけに気を取られていると、あちこちから人が出てきてしまう。正直、メッシが100%の状態なら、対策は役立たないだろう。メッシは巨大でその進撃を止められない」

 トータルフットボーラー。そのレベルに達している選手は今、メッシしかいない。

 今シーズン終盤はロシアW杯南米予選の疲労もあり、コンディションを崩すこともあった。しかし最後には、バルサのドブレテ(リーグと国内カップの2冠)をもたらした。

 バルサは、メッシが35歳になる2022年まで契約を延長する交渉を進めている。2021年には、カンプノウを改修した新スタジアムが完成の予定で、「メッシを新時代に向けた伝説に」という魂胆だろう。それだけの機運はみなぎっている。

「カンプノウを建てたのはラディスラオ・クバラだ」