2016.04.12

疲れている本田圭佑。ユーベ戦で不発に終わったミランの両翼

  • ステーファノ・メレガリ(『Forza Milan!』編集長)●文 text by Stefano Melegari  利根川 晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko

 ユベントスの中でこの日最高の出来だったのはゴールを守るジャンルイジ・ブッフォンだった。すでに38歳だというのに、いまだ世界で三指に入るGKだとされるのも十分に納得できる活躍ぶりで、残念ながらミランのシュートをことごとく止めてしまった。

 ユベントスがそのクオリティーの差を感じさせたのが、逆転を果たしてからの彼らのプレーだった。決勝ゴールはどちらかというとラッキーといえる類のものだったが、その後の彼らはミランにボールを渡さず、リードを最後まで守りきった。

 正直に言うと、この試合では、期待していたミランの2人の選手の貢献度が足りなかったように感じられた。そう、両サイドのリカルド・ボナヴェントゥーラと本田圭佑だ。彼らはいつものようなファイトあるプレーができず、そのことがチーム全体に影響していた。

 特に本田は同じサイドで直接対峙していたユベントスのDF、アレックス・サンドロを抜くことがほとんどできなかった。彼は明らかに疲れており、シニシャ・ミハイロビッチは早急に何らかの手を打つべきだろう。