2016.04.12

CLスペイン対決はバルサ先勝も、アトレティコを勇気づけるデータあり

  • 井川洋一●文 text by Igawa Yoichi  photo by Getty Images データ提供●opta

 13日(日本時間14日)のセカンドレグでも、アトレティコが1点を奪って相手にゴールを許さなければ、2年前のこのステージで対戦した時と同様にバルサを敗退に追いやることができる。

 しかしながら今シーズンの両者の3度の対戦では、アトレティコが先制した後にバルセロナが2点を奪って逆転と、すべてのプロセスが同じであり、アトレティコが1点を奪っても失点せずに逃げ切るのは容易ではないだろう。

 就任以来、アトレティコ戦の全勝記録を7に伸ばしたバルセロナのルイス・エンリケ監督は、「カルデロンでの試合を楽しみにしている」とファーストレグの後に語っており、8度目の対戦にも自信をのぞかせる。また、過去10年で4度欧州の頂点に立っている昨季王者は、今季のCLで黒星を喫していない。

 史上最強の呼び声高きバルサの3トップ、MSN(メッシ、スアレス、ネイマール)をアトレティコが止めるには、持ち味の激しい守備を最後まで続けることがカギとなる。だが、第1戦のトーレスのように、熱くなりすぎて退場になってしまえば本末転倒だ。実際、アトレティコはここ最近の公式戦5試合で5枚のレッドカードを受けている。