マンチェスター・シティの中核が語る「大波乱プレミア」の戦い方 (4ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke  photo by Getty Images

 とはいえ、「豪華な陣容」と「分厚い選手層」を思えば、やはり今季もマンチェスター・Cが最後まで優勝争いに加わってくるはずだ。プレミアはチャンピオンズリーグやFAカップ、リーグカップをこなしながらの長丁場。"チームプレーヤー"として支えるフェルナンドやナバスのような存在がライバルたちとの差になり、決定的な違いを生み出す可能性は小さくないだろう。ふたりも力強く、そして意欲的に語る。

「ポルトガルリーグに比べると、プレミアリーグは速さも強さもケタ違い。だが、俺はすでに適応できている。自分の力をここで証明したい」(フェルナンド)
「俺には揺るぎないプレースタイルがある。自分のプレーを貫き、タイトル獲得に尽力したい」(ナバス)

 予測不能な今季のプレミアリーグ──。群雄割拠して天下をうかがう激戦から一歩抜け出し、その頂点に立とうと、ふたりは静かに闘志を燃やしている。

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