初戦はベンチも、山口蛍がハノーファーの力となるときは近い (5ページ目)
結果を出せば大きな評価に繋がる攻撃的な選手と違い、守備的MFはチームメイトとお互いを理解し合ってチームを機能させることを問われるポジション。チームに溶け込むことがなおさら必要になってくる。
「コミュニケーションというか、結構人見知りなんでそういうのは難しいですけど（笑）、そこはプレーで徐々に示していきたいです」
ハノーファーは後半戦の初戦を落とし、リーグ最下位に転落した。チームの中心である清武不在の影響は大きいが、復帰も近づいている。かつてブレーメンでエジルやジエゴなど多くの「10番」を育て上げたシャーフ監督ならば、清武の力を最大限に引き出してくれるはずだ。
そのために、呼吸の合うプレーヤーを近くに配置するのはひとつの手だ。そのポジションには累積警告による出場停止なども出る可能性は高い。山口の力が必要とされるときは思ったより早く訪れるかもしれない。
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