ケルンで先発復帰の長澤和輝。「試合に出られなくても迷いはなかった」 (2ページ目)

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by Getty Images

――最近(取材をした10月初旬)の自身が置かれている状況をどう捉えていますか。

「シーズン始まって7試合、試合に出られないような状況です。新しく加入してきた選手もいたり、チームの中の競争もあって、なかなか今はチャンスももらえてないというのが現状です」

――ケルン加入から3シーズン。監督が変わってない中で、今、ご自身はどうしてこういう境遇になっていると思いますか。

「単純に良い中盤の選手が何枚か入ってきましたし、勝っているときになかなか選手は変えづらいというのがあるかもしれない。監督なりの考えで今のメンバーでやっていると思います。自分としてできることは練習からアピールすること。自分のベストをチャンスがあるときに表現していくしかないと思います」

――シンプルに捉えているんですね?

「そうですね。2シーズン前、2部にいたとき、最初の10試合くらいはチャンスをもらえず、チャンスをもらったときにアピールしてその後出られるようなったということがあった。昨シーズンも、ケガで前半は棒に振ったんですけど、シャルケ戦(第32節)の時にたまたまチャンスをもらえて、そこから先発で出られるようになったという経験があるので。単純に、チャンスをもらったときにアピールして、出場機会をもらえるようなプレーをするしかないと思っています」

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