CL開幕。10シーズンぶりに日本人選手出場はゼロ (2ページ目)

  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 CLの舞台に何人送り込めているか。それはまさしく、その国の選手の質を示すバロメーター。よい選手の数そのものだ。運不運がつきまとうW杯の成績より、厳粛に受け止めるべき現実になる。

 13~14シーズンの後半、CL本選に出場した選手を送り込んでいる国の数を調べてみた。結果は67ヵ国。1位はスペイン。4人を送り込んでいた日本の順位は、ウェールズ、セネガルとともに33位タイだった。

 とはいえ、このランキングでは、地元欧州勢にアドバンテージがある。自国のクラブが本大会に出場していれば、出場選手の数も自ずと増える。というわけで、外国のクラブから出場した選手(スペイン人ならスペイン以外のクラブから出場した選手)で集計してみた。

 1位ブラジル(47人)、2位スペイン(27)、3位アルゼンチン(26)、4位フランス(20)、5位ベルギー、セルビア(各14)、7位オランダ(13)、8位ポルトガル(11)、9位ウルグアイ、スウェーデン、カメルーン、イタリア(各8)......。4人(内田篤人本田圭佑香川真司宮市亮)の日本は、トルコ、セネガル、ウェールズと並んで、26位タイだった。


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