首脳陣に「新生ミランは彼から」と言わしめた本田圭佑 (4ページ目)

  • ステーファノ・メレガリ(『Forza Milan!』編集長)●文 text by Stefano Melegari  利根川 晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko

「ケイスケがアジアカップから戻ってきた時、彼はフィジカル的にとても疲れていたし、それまでいなかったライバルが加入していることを見てメンタル的にもダメージを受けていた。しかしたとえトップな状態でなかった時でも、彼は常にチームに必要な選手だった。彼はリーダーの資質を持った数少ない選手だ。彼は言葉ではなく、態度で皆を統率する」

 おそらく新シーズンも、ミランの伝統ある「背番号10」は本田の背中で輝いていることだろう。この夏誰が加入しようとも、ポールポジションにいるのは本田圭佑だ。

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