プレミアの熾烈なCL圏争い。注目は「ハリケーン」 (3ページ目)

  • 栗原正夫●文 text by Kurihara Masao
  • photo by Getty Images

 アラン・シアラー以来、伝統的にストライカーが不在だったイングランド代表。もちろんプレミアを盛り上げる意味でも、ケインの動向にはイングランド中が注視している。そのケインが今後もゴールを量産できるようなら、トットナムにはエリクセン(23歳)、ラメラ(22歳)、メイソン(23歳)、ベンタレブ(20歳)と、中盤の主力に若手が揃っているだけに、その“勢い”は大きな武器となるかもしれない。

 果たして経験値で勝るアーセナルとマンUが順当に上位を占めるのか。それとも、勢いづくリバプール、サウサンプトン、トットナムの巻き返しがあるのか。実力は拮抗しているだけに、チャンピオンズリーグの椅子をかけた激しい争いは最後までもつれることは間違いないだろう。

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