CLで敗戦も、自信満々のアトレティコ・シメオネ監督

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by Getty Images

「我々はアグレッシブに戦った。コンパクトに守り、適切なポジショニングで互いに助け合った。攻撃への切り替えも良く、ダイレクトな攻撃ができた」と、シュミット監督は確かな手応えを口にした。

 アトレティコには不運もあった。前半に負傷で2枚のカードを切らざるを得なかったのだ。さらに試合終盤にはMFチアゴがこの日2枚目のカードで退場をくらった。

 ホームで行なわれる第2戦に向け「とても自信がある」と語ったシメオネ監督。この日の1-0を接戦と見るならそれも当然だろう。レバークーゼンは追加点を奪うことができなかったのが痛かった。

 第2戦、アトレティコが1得点してしまえば即座に状況はイーブンになる。地味ながら、CLの醍醐味がつまった一戦になりそうだ。

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