不本意な今季前半戦。内田篤人、清武弘嗣、長谷部誠が語る (3ページ目)

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • Photo by GettyImages

「両方ですね。どっちかじゃない。前半戦、監督が代わって良くなって、手応えは感じており、それはいいことだと思う。でもその中で結果が出てないし、最後の決定的な仕事を個人もチームもできてない。攻撃だけでなく、守備でも簡単に失点してる。そこは個の部分を上げてくしかない。やり続けるしかない。17試合して11試合引き分けは、もやもやする感じ。でも、(今やっていることを)続けることしか考えてない。1回勝てばまた上にいけるかなと思います」

 長谷部は「続けるしかない」と、自分に言い聞かせるように何度も繰り返した。ヨーロッパに渡ってから初めての移籍という選択をポジティブな結果にするためにも、まずは残留を目指すしかない。
 
 ともに納得のいく結果を残せなかった両チームの前半戦。休暇とその後の合宿でリフレッシュした後半は、彼らが巻き返す姿を見たいものである。

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