試合後に手当て。シャルケ内田篤人、満身創痍のCLベスト16進出 (3ページ目)

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • 木場健蔵●写真 photo by Koba Kenzo

 試合後、内田は「CLのプレイオフ(8月21日、27日に行なわれたPAOK戦)かこの試合が前半戦で一番大事だと思っていた」と、ほっとした表情を見せた。試合中、右足すねの足首に近い部分に裂傷を負い、試合後にはスタジアムで縫合する手当てを受けたという。右太ももにも治療を施した形跡があり、さらに左手にも包帯を巻いた状態でスタジアムを後にした。

 チームとしても、中心選手のドラクスラーとヘヴェデスを負傷によりしばらく欠くことになった。痛手を負いながらの結果ではあるが、ぱっとしない今季のシャルケにとっては、久々の明るいニュースだったことは間違いない。

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