勝てないマンU。香川真司には、明らかに苦手な対戦相手が存在する (3ページ目)

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by GettyImages

 マンUはシュートがポストやバーに阻まれる不運もあったが、「マルティネス(エバートン監督)と彼の選手たちのこの勝利の重要性を奪うものではない」とBBCは表現した。

 香川にフォーカスすれば、いわゆるプレミアらしい試合になったときに思ったようにプレイできないのが現在の課題だろう。例えばCLやアーセナル戦のように、ある程度のスペースがある場合はプレイできる。だが、とにかく潰しにくるような相手を現状では苦手としているようだ。

 試合後、クラブ側からは取材のセッティングがされたにもかかわらず、香川はその場に姿を現さなかった。このことが、香川がこの試合をどうとらえているかのすべを語っている。

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