本田圭佑と日本代表のために、CSKA残留もひとつの選択肢 (4ページ目)
もちろん、ビッグクラブへのステップアップを望む本田にとっては不本意かもしれないが、CSKAの一員としてチャンピオズリーグの決勝トーナメントの舞台でプレイすることは決して悪い選択ではないはずだ。逆に、好ましくない展開でミラン移籍を強引に成し遂げた場合、ワールドカップまでの半年間、本田自身が良い環境でプレイできない可能性、あるいは試合そのものに出られない可能性さえ出てきてしまう。
夏の移籍期間が終了する9月2日まで、残された時間は決して多くない。今夏にミラン移籍が実現するのがベストだが、本田サイドには、その一方でそれが出来なかった場合を想定した動きも必要とされる時期に突入したと言えるだろう。
2014年ワールドカップを控えた今シーズン、本田自身にとっても日本代表にとっても最善の道を選んでくれることを切に願う。
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