【ドイツ】今後に期待大。金崎夢生がデビュー戦でつかんだ手応え (3ページ目)

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • photo by AFLO

 移籍加入後、ベンチ入りこそ続けていたものの、なかなか出番がなく、ようやく踏み出した最初の一歩。金崎は公式戦の舞台に立ったからこそ、今後への課題を手にすることもできた。

 晴れ晴れとした表情の背番号28が語る。

「(初出場でも)やりにくさとかは全然なかったが、味方の選手に助けられたし、もっと積極的にやってもよかった。簡単に(ボールを)後ろに下げたりして、安パイのプレイもあったんで。自分の持ち味をもっと出すためには、もっと前を向いてドンドン勝負するというところを出していければいいと思う」

 上々のブンデスリーガ・デビューと言っていいだろう。ロスタイムも含めて出場時間はおよそ30分と、持ち味を出し切るには十分な時間とは言えなかったが、今後への期待を抱かせてくれるプレイで、金崎は自身の記念すべき試合を飾った。

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