【Wサッカー】W杯ヨーロッパ予選開幕。波乱の起きそうなカードは? (3ページ目)

  • 神 誠●文 text by Jin Makoto
  • photo by AFLO

 もちろん、イタリアの序盤の苦戦は、どの国にとっても他人事ではない。たとえば、王者スペインとフランスが同じ組となり、『死のグループ』と呼ばれるグループIでは、どちらかがプレイオフにまわるのは必至。さらに、強豪国の選手ほど代表チームに合流できる時間は短く、ホーム&アウェイの短期決戦特有の番狂わせも決して少なくない。本大会にはヨーロッパの強国がそろって出てほしい気もするが、予選もひとつのエンタテインメントとして観るならば、この先起こりうる波乱と、それを引き起こすダークホースに注目するのも一興だろう。


【2012年の注目カード】

●10月12日●
(A)セルビア対ベルギー
(E)スイス対ノルウェー
(F)ロシア対ポルトガル

●10月16日●
(B)イタリア対デンマーク
(C)ドイツ対スウェーデン
(D)ルーマニア対オランダ
(G)スロバキア対ギリシャ
(H)ポーランド対イングランド
(I)スペイン対フランス

※カッコ内のアルファベットはグループ

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