【ドイツ】リーグ戦再開直前、香川真司、大津祐樹の表情は?
「ウィンターカップ」デュッセルドルフ戦に出場、先制ゴールをあげた香川 2011~2012シーズン前半は低調に終わったブンデスリーガの日本人勢。先シーズンは香川真司や内田篤人らの活躍が光っただけにその落差は際立って見えた。
このウインターブレイク中にも槙野智章はJリー グ浦和を新天地とし、ブンデスを去った。矢野貴章は新チームを探している最中だ。前半戦に出遅れた内田は出場機会を失い、昨年末には移籍報道まで出た。年明けのドーハキャンプ中に行なわれた練習試合でも1度しか起用されておらず、苦しい状況がうかがえる。ブンデスへの日本人大量移籍のきっかけを作った当の香川でさえ、上がり切らないコンディションとリズムをつかめないチームに苦しんだ。
リーグ戦再開の1週間前、多くのチームは海外合宿から戻り、地元で練習試合を行なっている。香川のドルトムントと大津祐樹のボルシアMGはデュッセルドルフで行なわれた「ウインターカップ」という親善試合に参加した。この2チームの他にはブレーメンとデュッセルドルフが参加、45分1本勝負のノックアウト方式で行なわれる。ドルトムントは初戦、PK戦の末にデュッセルドルフに敗れ、3位決定戦ではブレーメンに勝利し3位となった。一方のボルシアMGは決勝でデュッセルドルフに敗れ2位となっている。
香川はデュッセルドルフ戦のみに出場した。前半21分にはレバンドフスキから左サイドのペリシッチへとつなぎ、最後はマイナス気味のボールを香川が左足で押し込み先制点を叩き出した。
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