サンフレッチェ広島の今季猛威を振るうスピード攻撃。ゴール前で相手の先手を取れる理由は何か
Question
エゼキエウが抜け出し、広島はこのあとどのように展開して崩したか?
Jリーグ第24節、鹿島アントラーズがホームにサンフレッチェ広島を迎え、アウェーの広島が2-0で勝利。広島は週半ばにルヴァンカップの横浜F・マリノス戦(ホームを3-1、アウェー2-1で勝利)を挟む厳しい日程のなか、鹿島との上位対決を制し、強豪相手に連勝を重ねた。
鹿島戦の前半、広島は連戦の疲れを感じさせない鋭い守備から、カウンターでチャンスを作るがゴールネットを揺らせず。後半に入っても、押し込みながら鹿島にしのがれていた。
しかし39分、交代で入ったばかりの川村拓夢が先制点を奪うと、アディショナルタイム5分にエゼキエウがダメ押しの2点目を決め、2-0の快勝となった。
今回は、値千金となった川村の先制点のシーンを取り上げる。
後半39分、広島のゴールキックから直前に投入されたばかりの川村にボールが渡る。
エゼキエウが中盤で抜け出したあと、広島はどのようにして相手を崩したかこの記事に関連する写真を見る 川村が中央の松本泰志にパスをつなぎ、松本はエゼキエウへ縦にボールを流すと、エゼキエウが鹿島のキム・ミンテをかわして抜け出した。
次の瞬間、エゼキエウからどのように展開して、広島は鹿島の守備を崩しきったかというのがQuestionである。
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