浦和レッズ、セレッソ大阪...外国人指揮官が重用するJリーグ「陰の功労者」たち

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by AFLO SPORTS

 リカルド・ロドリゲス監督が去ったあとの徳島を、どうにか最後まで残留争いをさせたのは、プレーメーカーである岩尾の貢献が大きい。キャプテンとしてのリーダーシップも特筆に値した。浦和で2年目になるリカルド・ロドリゲス監督に招聘されたのも、当然の帰結だろう。

 この4人のチームプレーヤーが、劇的に試合を決める回数は限られているかもしれない。しかし、チームには不可欠な存在と言えるだろう。他の選手全員のプレー水準を安定させ、高めることにつながっているからだ。

 彼らは単なる"黒子"には収まらない。まさに陰の功労者たちなのである。

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