ベッカム様が代表格。その昔、日本人女子が熱狂したイケメンサッカー選手 (4ページ目)

  • 佐野美樹●文 text by Sano Miki
  • photo by Sano Miki

 え? 待って、そういうパターンってあるの? と度肝を抜かれた大転身劇にかつてのファンは、今度はトルコ国旗を持ってスケートリンクに行ったとか行かないとか......行ってないか。しかしイケメン選手はやることがダイナミック。未知の世界に飛び込む勇気と、動じないメンタルに脱帽だ(氷の上でジャンプして着氷すると足への負荷がすごいけど、ヒザは治ったのだろうか?)。

安貞桓はJリーグで3シーズンちょっとプレーした安貞桓はJリーグで3シーズンちょっとプレーした そして、忘れてはいけないのは、アジアを代表するイケメン選手、韓国代表の安貞桓だ。ワールドカップ前にすでにイタリアで活躍していた彼は、大会後、一瞬イタリア方面とごちゃごちゃあったみたいだけれど、晴れて02年9月に清水エスパルスに移籍。

 長髪で甘いマスク、韓流スターも顔負けの王子感は、W杯大会期間中からすでに注目の的だった。それもあり、加入記者会見場はサッカーの現場ではかつて見たことがないほどに取材陣が溢れかえっていたのを思い出す。普段は見かけない女性誌のカメラマンとスポーツ新聞のカメラマンが撮影場所をめぐって殴り合い寸前になっていたり、殺気だった現場となったのも、すべては安貞桓が素敵すぎるから。罪な男です。

 Jリーグでは、清水のあと横浜F・マリノスでも活躍した安貞桓。3年ほど日本でプレーしてくれたので、彼のプレーする姿を目にした記憶がある方も多いのではないだろうか。

◆Jリーグのどこへ行ってもハズさない。超優良だった外国人選手ベスト5>>

 さて、まだまだこのあともイケメン選手はいっぱい出てきていて、例えば昨年までサガン鳥栖で活躍してくれた超王子系のフェルナンド・トーレス(スペイン)や、まだ現役バリバリの王子というか、もはや王様の域のクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)、コロンビア代表でワールドカップでも日本と対戦したハメス・ロドリゲス......ほかにも「あの選手が入っていない!」って声が起こるかもしれない(個人的にはロケ・サンタクルスも......)。

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