2021.02.15

日向坂46影山優佳は真のサッカー通。今季Jリーグ勢力図も的確に把握

  • 井川洋一●取材・文 text by Igawa Yoichi
  • 能登 直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

J1だけでなくJ2、J3も勉強中だという影山さんJ1だけでなくJ2、J3も勉強中だという影山さん ーーなるほど。その他に注目した選手はいますか?

影山
 J2のアビスパ福岡でプレーしていたCB上島拓巳選手です。昨シーズンの福岡は、15試合連続無敗やリーグ最少失点数を達成していまして、特に守備面の安定が光っていました。それがJ1昇格につながったと思うんですけど、その堅い最終ラインの中央で活躍していたのが上島選手でした。福岡は昨季、中盤戦から追い上げたのですが、上島選手は序盤からコンディションもすごくよくて、活躍していた印象です。また、キャプテンの前(寛之)選手が新型コロナウイルスに感染して離脱した際には、キャプテンマークを巻くなど、まだ23歳なのにキャプテンシーもあるように見えます。プレーでは、1対1や空中戦がめちゃくちゃ強くて、本当に頼もしいですよね。五輪世代でもありますし、もっと大きな舞台で活躍する姿も見てみたいです。

ーー上島選手は新シーズン、所属元の柏レイソルに復帰しますね。それにしても、J2を含め、幅広くサッカーを見ているんですね。

影山
 勉強中です。Jリーグの全クラブを紹介するブログを書いているのですが、私もみなさんに情報を発信する身なので、きちんと正しく伝えたいと思っています。なので、去年は特に、J1の試合よりも、J2やJ3の試合を熱心に観戦していました。チームのポイントを探りながら。

ーーそれでは新シーズンの展望も聞かせてもらえますか?

影山
 今シーズンは、打倒川崎を掲げるクラブが多いと思います。補強を見ていると、川崎に大きな変化はなさそうで、そのままの強さを維持するのではないかと。その王者にライバルがどんな対策をしていくのか。そこがポイントのひとつだと思っています。

 それからコロナ禍でのリーグ戦なので、過密日程や交代枠の増加など、普段とは異なる状況にも対応しなければいけません。昨季、フロンターレが優勝できた要因のひとつに、選手層の厚さがあると思います。5人の交代枠をフルで使っても、同じような戦い方ができますよね。あるいは、もっともっとパワフルな戦い方ができるかもしれない。難しいでしょうけど、新しいルールにうまく適応できるかどうかも、大きなカギになると思っています。