Jリーグのどこへ行ってもハズさない。超優良だった外国人選手ベスト5 (4ページ目)

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • photo by Takamoto Tokuhara/AFLO

鹿島アントラーズ在籍時は史上初のリーグ3連覇に貢献したマルキーニョス鹿島アントラーズ在籍時は史上初のリーグ3連覇に貢献したマルキーニョス 2001年セカンドステージから東京ヴェルディに加入し、Jリーグでの第一歩を印したマルキーニョスは、2003年に横浜F・マリノスの2ステージ完全制覇、2007~2009年には鹿島の3連覇に貢献。点を取ることはもちろん、前線からの守備も忠実にこなす献身的なストライカーは、"チームを勝たせるFW"として出色の働きを見せていた。

 2010年を最後に鹿島を離れてからも、横浜FMと神戸で3年連続ふた桁ゴール(2012~2014年)を記録。通算でおよそ15シーズンに渡り、Jリーグで高い決定力を発揮し続けた。J1通算152ゴールは外国人選手としては歴代最多。日本人選手を加えても歴代6位。また、J1通算333試合出場も、外国人選手としては歴代最多の金字塔だ。

 必要とされればどこへでも駆けつけ、期待された仕事をこなす――。ブラジルからやってきた"必殺仕事人"は、もはや外国人助っ人という枠には収まらない、Jリーグを代表するレジェンドである。

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