「つなぐ徳島」と「強度の福岡」。昇格2チームはJ1で生き残れるか (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by KYODO

 ひとつだけ言えるのは、「スペイン人監督」と一緒くたにすべきではないということだ。例えば、ミゲル・アンヘル・ロティーナ(セレッソ大阪、来季は清水エスパルス)は本物だったが、ルイス・カレーラス(元サガン鳥栖)は控えめに言って凡将だった。スタイルもそれぞれ大きく異なる。ロティーナは守備を出発点にするが、リカルド・ロドリゲスはボールありき、だ。

 いずれにせよ、徳島も福岡も楽な戦いにはならない、ということか。「終わりは始まり」なのだ。 
 

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