本田望結のそばにはいつもサッカーがある。長友に惹かれる理由を語った (4ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

 本田は、そう言って握った手の力を込めた。

「一人ひとりの選手、誰のことでも、その頑張りを伝えたいです」

 本田は言う。

「成績だけじゃなく、選手本人や家族の気持ちまで知りたい。インタビューでは1対1で盛り上がり、少しでも人生を知ることができるように。それができたと思ったら、(応援マネージャーの仕事は)自分の中では成功なのかもしれません。応援マネージャーの役割を終えても、来年以降の選手の人生が楽しみです。サッカーを続けている、引退した、Jリーグへ進んだとか、ずっと注目していたいです!」

 第16代、応援マネージャーの決意表明だ。

【profile】 
本田望結 ほんだ・みゆ 
2004年6月1日、京都府生まれ。オスカープロモーション所属。ドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)や映画『コドモ警察』など数多くの作品に出演。女優業と並行してフィギュアスケーターとしての活動も続け、今年シニアデビューを飾る。12月に『本田望結カレンダー2021』(トライエックス)発売予定。

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