「久保建英世代」要注目の11人! 目指すは世界トップレベル

  • 松尾祐希●文 text by Matsuo Yuki
  • photo by Getty Images

豊富な運動量とリーダーシップを兼ね備える松岡大起豊富な運動量とリーダーシップを兼ね備える松岡大起松岡大起
(まつおか・だいき/MF/サガン鳥栖/170センチ・65キロ/2001年6月1日生まれ)

 高校3年生の昨シーズンにJ1で23試合に出場し、五輪代表にも飛び級選出された経験を持つ俊英だ。

 攻守に関わりつづける豊富な運動量が武器で、ボランチ、サイドハーフでプレーできる汎用性も魅力の一つ。また、リーダーシップも兼ね備えており、人格者でもある。

 キャプテンを務めた鳥栖U-18ではトップの練習を終えると、夕方から同世代のトレーニングに参加。一緒にボールを蹴ることはなかったが、裏方に徹してチームを支えていた。U-19日本代表でもキャプテン候補のひとりで、ピッチ内外で大きな期待を掛けられている。

 久保建英のように目立つタイプではないが、"水を運ぶ選手"はチームに欠かせない。局面を打開する力など、課題と向き合いながらプレーの引き出しを増やしていけば、上のステージも見えてくるはずだ。

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