2020.07.03

東西分割開催の恩恵がデカいのは横浜FC。
厳しいのは横浜FMとFC東京

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • photo by Kyodo News

 神奈川県勢以外では、第7節までにホームで4試合を戦える柏も有利な日程を手にしたと言えるだろう。

 対照的に、それほどメリットを得られなかったのが昨季の1、2位、横浜FMとFC東京である。ともに第7節までに、札幌でのアウェーゲームが組まれているうえ、FC東京は6試合中4試合がアウェーだ。

 昨季優勝を争った2強があまりメリットを得られなかった一方で、昨季16位の湘南、そして今季J2からの昇格組である柏と横浜FCが日程面を味方につける。こうした日程面の違いが、混戦模様に拍車をかけることになるのかもしれない。

 片や、西に目を向けると、当然のことながら、横浜FCや湘南ほどに恵まれたクラブは見当たらない。

 西の8クラブの中で最も日程に恵まれたのは、鳥栖。第7節までの6試合で、唯一ホームで4試合を戦える。ただ、アウェー2試合の相手は大分と名古屋。関東勢に比べると移動の負担は大きい。

 その他に挙げるなら、G大阪だろう。第7節までにホームが3試合で、アウェーの3試合にしても、相手は名古屋、清水、神戸。比較的移動のしやすい試合となっている。

 反対に、西のなかでも厳しい日程となったのは神戸である。

 第7節までに鳥栖、大分とのアウェー連戦があるうえ、大分戦は他の試合よりも1日早い開催のため、前の鳥栖戦からは中2日。鳥栖から大分へそのまま移動できるのは救いなのかもしれないが、それだけ遠征は長くなってしまう。

 また、名古屋も第7節までにアウェー4試合が組まれており、そのうち2試合は大分、広島への遠征。東に比べ、どうしても移動の負担が大きいと言わざるを得ない。