2020.05.15

ドゥンガが語る日本への思い。
「磐田はサッカーにとって重要な町」

  • リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon
  • 利根川晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko

 そして日本サッカーにもエールを送る。

「日本が世界のトップ15に入ったとしても私は全然驚かない。日本のサッカー選手は頭がよく、とても秩序だっている。監督は優秀で、仕事に対してとことん真面目だ。日本サッカーはもっともっと上にいくことができると私は思う」

 プロとして歩み出したインテルナシオナルで、ドゥンガは現役を引退した。その後は監督としてサッカーに関わっていく。

 2006年、ドゥンガはどこのクラブチームの監督も経験することなく、突然ブラジル代表の監督に抜擢される。批判は多かったが、彼は自分の信じるやり方、自分の知っているやり方で邁進する。そして2007年にはコパ・アメリカでチームを優勝に導き、2009年にはコンフェデレーションズカップで優勝し、2008年には北京オリンピックで銅メダルを勝ち取った。

 IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)は2007年に、ドゥンガをその年の最優秀代表監督に選出した。1年前まで監督をしていなかった者がこの賞を勝ち取るのは、前代未聞の出来事だった。