2020.02.24

イニエスタが試合終盤も美技を連発。
つきまとう「不安」をフル出場で払拭

  • 渡辺達也●文 text by Watanabe Tatsuya
  • photo by KYODO

 後半に入っても、横浜FCの堅い守備を崩せない神戸は、後半12分、藤本に代えてドウグラス、郷家友太に代えて小川慶治朗を投入し、勝負に出る。後半20分にはペナルティエリア外からイニエスタがミドルシュートを放つが、これはクロスバーに嫌われる。その直後、横浜FCにビックチャンスが訪れる。カウンターから中山克広が中央突破し、右の一美和成にパス。GKと1対1になったものの、前川黛也がセーブしゴールを逃れた。

 時間が経つにつれ、横浜FCにミスが増え、寄せも甘くなっていく。すると後半29分、サンペールのスルーパスから抜け出した古橋がゴールを決め、神戸が同点に追いつく。さらに後半34分には、相手のミスからドウグラスがGKと1対1になるが、これは決めきれなかった。その後も神戸はイニエスタを中心にチャンスを作るが、最後まで決めきれず、試合は1-1のドローで終わった。横浜FCはアウェーで貴重な勝ち点1を奪った。

 この試合で、いい意味で期待を裏切ったのはイニエスタだった。