福田正博が2020年のJ1を展望。上位争いに加わる注目クラブは?

  • text by Tsugane Ichiro
  • photo by Getty Images

福田正博 フットボール原論
■今シーズンのJリーグがまもなく開幕する。各チームが補強や体制刷新を進めるなか、注目クラブはどこなのか。元日本代表の福田正博氏が新シーズンの展望を語った。
ACLも戦うヴィッセル神戸のイニエスタ。今季も注目の選手だACLも戦うヴィッセル神戸のイニエスタ。今季も注目の選手だ J1は今季、昇格組の横浜FCと柏レイソルを含めた18クラブのうち、3クラブが新監督を迎えてリーグ戦に臨む。

 鹿島アントラーズはザーゴ新監督が就任。ベガルタ仙台は、昨季までモンテディオ山形を指揮していた木山隆之監督を招聘した。清水エスパルスは、横浜F・マリノスでコーチを務めたピーター・クラモフスキー監督が指揮を執る。

 この3クラブは新たな戦術やシステムを取り入れることになると思うが、その一方で首脳陣の顔ぶれがほぼ変わらないクラブは、新戦力をチームに融合させながら、これまで築いてきたスタイルを熟成させていけるかがポイントになる。

 同一指揮官のもとであってもスタイルは普遍的なものではなく、日々進化と変化を遂げていくものだ。わかりやすいケースが、ジョゼップ・グアルディオラ監督だろう。彼は現在、マンチェスター・シティを指揮しているが、そのスタイルはバルセロナ時代、バイエルン時代と同じではない。基盤となる部分は変わらないものの、常に戦術に手を加えながら戦っている。チームにいる選手の能力や状態、相手チームとの兼ね合いのなかで、勝つために適応を続けているということだ。

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