ランゲラックが思う「Jリーグが
世界にアピールできるポイント」
「ただオーストラリアでは、子どもたちがいろんなスポーツを楽しむんだ。ラグビー、オーストラリアン・フットボール、クリケット......。小さい頃からそうした手を使うスポーツをすることによって、手や腕のコーディネーションが発達するのかもしれない。僕自身、いろんなスポーツをやっていた。いま挙げたもののほかに、水泳、テニスなんかも。子どもの頃から毎日、いろいろなスポーツを楽しんできたから、上半身の動かし方や瞬発力、反応の速さなどが身についていたんだろうね。
でもそれも確信をもって言えることではないよ。GKと言っても、ひとくくりにはできないし、それぞれにストーリーがあるはずだから。間違いなく言えるのは、そこに才能と努力があるということだ」
スポーツ好きな家族のもとに生まれ、少年時代からさまざまな競技に親しみ、才能を磨いてプロのGKになった。欧州ではユルゲン・クロップをはじめ、優れた指導者のもとで研鑽を積み、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグといったトップレベルの舞台にも立った。そんなランゲラックは2シーズンを過ごしたJリーグの「レベルはとても高い」と実感している。
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