2019.12.12

「ネクスト久保建英」はいるか。
J3で真剣勝負に挑む金の卵たち

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by Masashi Hara/Getty Images

(トップに上がった福田)湧矢も、(前日のJ1最終節、浦和レッズ戦で得点を取ったように)ゴールに向かっていける選手。今シーズンは、亮太郎や敬斗が活躍するようになって、高校1、2年生の選手たちが、”自分たちもなれる”と信じて頑張ってくれましたね」

 G大阪U-23は、いい循環を生み出している。

 15歳でJ3のピッチに立った左利きのMF中村仁郎(16歳)は16歳10日と、久保の記録に迫る若さで得点を挙げている。この日もインサイドに切り込み、ゲームを動かしながら、バーに当たるシュートを放った。小柄だがボールを持ち、動かし、試合を決められる素養のある選手で、16歳の時の久保に近い存在だ。

 J3最終節は、FC東京が5-1でG大阪を破っている。FC東京はミスを逃さず、手堅く勝利を収めた。もっとも、G大阪はGKを除けば高校生が半数以上という若いチーム。後半の立ち上がりの猛攻で、G大阪らしさの片鱗は見せたと言える。

 ネクスト久保、堂安は、こうした真剣勝負の積み重ねから生まれる。

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