ドリブラーから華麗に変身。38歳・松井大輔がボランチで新境地 (4ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO

 38歳にして旬な選手――。試合を重ねるごとに目覚しい成長を見せるボランチ松井のプレーは、そういう意味でも必見だ。5試合連続スタメン出場のあと、大宮戦(第32節)では中村俊輔が同じく初のボランチ起用で期待に応えたことで、今後はベテラン同士がお互いを高め合う効果も期待できる。

 挫折を繰り返したからこそ、現在がある。京都やル・マンの時とポジションは違えども、松井大輔が横浜FCの昇格のカギを握っていることは間違いなさそうだ。

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